牧神の午後の日記

オタク系の話題です

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

サッカーサファリ

杉山茂樹さんの「4−2−3−1 サッカーを戦術から理解する」を読了。一言で言うと「すんげえ興奮した」というところでしょうか。 相手に勝つ、勝てるチームを作るということが目的になるスポーツは、そのためにどのようなサッカーを目指すのか?というビジョ…

Yes!プリキュア5GoGo!第9話「名探偵こまち登場!」

間の悪い方というのはいらっしゃるもので、今回のブンビーさんがまさにそれ。何も悪いことをしていないのに、5人に言いがかりをつけられフルボッコの姿はあまりに哀れを誘われます。しかしその一方でスコルプさんからは「大物」かも、と少し評価する(?)よう…

ベートーヴェン!ベートーヴェン!

CDショップに行くとベートーヴェンの棚には非常に多くのCDが並び棚を占拠しています。私も手持ちCDの量では5本の指に入る作曲家です。昨年ですがSONYやBMGの音源を中心とした60枚ものCDになったBOXセットが発売されました。ジンマンのベーレンライター版を使…

お世話になった銘機の数々

社会人になったその冬のボーナスでIIciを初めてのパソコンとして購入して以来、何台かWindowsマシンも購入しましたが、メインでの利用は全てMacでした。特に最初に購入したIIciや、PowerBook520, PowerBook G3(Bronze Keyboard)、IMac(大福)、現在のiMac(Late…

大団円

金庸の「秘曲 笑傲江湖」の第7巻鴛鴦の譜を読了。 いよいよ最終巻。正直、最後の対決が???な肩透かし感がありますが、思えば義父ともなる任我行さらには今まで戦いを友にした仲間達との直接的な、あるいは奸計を巡らせての殺し合いというのはひょっとす…

なんというか当たり前のことを言われても・・・

岡嶋裕史さんの「ウチのシステムはなぜ使えないか」読了。−−ですが、読者対象は誰でしょう?システム部に配属された新人さん?ユーザ部門からいきなりシステム部長担った新任部長?なんというかシステム部門の人間の考え方を面白おかしく紹介しているのです…

非常識には理由がある

日本レストランシステムの創業者、大林豁史会長の「外食・非常識経営論」読了。 自前主義、物流センターを都心に持たせる、店舗も賃借りではなく購入、等々、一般的な持たざる経営、効率経営といった見地からは逆張りに思えるような非常識な日本レストランシ…

黒幕は誰か?

金庸の「秘曲 笑傲江湖」の第6巻妖人東方不敗を読了。 で、まずはガッカリしたこと。このタイトルロールな東方不敗が最初の1章であっさりやられてしまうことでしょう。勿論、その強さは圧倒的で、主人公を含めた4人がかりでも全くの互角どころか東方不敗…

まぁ原作信者向けなのかもしれませんが・・

ゲーム版の遙ルートのその後を描くOVA「君が望む永遠 Next Season」の2巻がAmazonから届いたので、早速見ました。 ぶっちゃけ本編は、孝之も自分に別れを告げた遙の想いは理解していて、だからこそ彼女に恥ずかしくない人間になろうとしている、ってだけで…

日本代表監督としては不本意な結果でしたが

ジーコの「ジーコのリーダー論」読了。そう、あの神様、ジーコです。Jリーグの創設にあたり彼が現役に復帰し、後の鹿島アントラーズに来て、プリヤーとして後進の指導にあたったことはプロエクトXでも少し取り上げられていましたが、具体的に彼はどのような…

正邪の曖昧さ

金庸の「秘曲 笑傲江湖」の第5巻少林寺襲撃を読了。 儀琳たん属する女人で構成される武門の恒山派が同じ五嶽剣派に属する嵩山派のワナに陥り、総帥を失うという絶体絶命のピンチ。いまわの際に総帥が選んだ起死回生の妙手が、なんと!というその展開、破天…

なんと見事な構成力

金庸の「秘曲 笑傲江湖」の第4巻天魔復活す読了。 そのあまりに見事なツンデレっぷりに度肝を抜いた盈盈は残念ながら出番はなく、そのかわりに一巻以来その清楚な挙措と純情っぷりに萌えさせてくれた儀琳タンが大活躍です。 しかし、それよりも唸らされるの…

Yes!プリキュア5GoGo!第8話「シロップと謎の手紙」

無印プリキュア以来、8話は喧嘩と和解がテーマの良作回になることが多かったのですが、今シリーズの8話は2期目ということもあってか、息抜きエピソードです。まぁ、新キャラも番組終了後のクイズでしか御披露目していないくらいですからねえ。で、個人的…

ネットワーク経由のタイムマシン

デスクトップはiMacの24inch(Mid 2007)。ノートはこの前修理から帰ってきたMacBook(Late 2006)で、Time MachineはiMacでのみ使っていました。でこの前配布開始されたTime Machine and AirMac Updates v1.0を時間の関係でiMacのみに適用しました。 で本日試し…

最後の課外訓練

柳沼行さんの「ふたつのスピカ」第14巻です。 今回のメインは、宇宙学校での最後の課外訓練。それは整った設備の中で、今までのような無茶苦茶な課題をこなす、というものではなく、ただひたすらに厳しい訓練スケジュールで過負荷を与える試験。ようやっと…

恐るべきは中国4000年

勢いに任せて金庸の「秘曲 笑傲江湖」の第3巻魔教の美姫を読了。 なんというか素晴らしいツンデレっぷりに脱帽。まさにツンデレでさえも中国は40年以上前に通りすぎた道、というのかと絶望ですよ?もうね、盈盈のなんというテンプレにしたくなるような判…

学問として歴史も浅く

小尾敏夫さん等による「CIO学 IT経営戦略の未来」読了。日本では学問領域、体形を確立するのは今後の課題である未成熟ではありますが、CIOという役職の歴史から、公共フィールド、民間フィールド、それ以外のフィールド各々における役割、地位、必要とされる…

一掴 限定品 大吟醸 斗瓶囲い原酒

香りはなんというか日本酒らしくない、カカオのような、あるいはウィスキーのような個人的に抱いている日本酒のイメージとは少し離れたものでした。味も通販サイトでは「やや辛口」とのことですが、辛口の領域ですかねえ。アルコール度数も17.4度と少し高め…

花粉をアレルゲンとする鼻炎

世間ではそれを花粉症といいますが、今週に入ってからすさまじく、会社の箱ティッシュ(スコッティのカシミア220)を月曜日から水曜日の三日間で使い切ってしまいました。もう、のどもおかしくて喘息の小発作な感じだし、全く仕事になりませんよ?(仕事にな…

寝取られ(違)

金庸の「秘曲 笑傲江湖」の第2巻幻の旋律を読了です。小さい頃から兄妹のように育ち、いつしか相思相愛になった愛しい人の心変わり、とギャルゲならここから復讐に燃える主人公の鬼畜・陵辱ルート一直線となるところですが、好漢悪漢取りそろえた武侠小説た…

ITは競争優位の源泉足りうるのか?

平本健太先生の「情報システムと競争優位」読了。非常に難しいこの問いへの回答を目指した野心的(といって良いでしょう?)な論文です。 大規模な企業アンケートによる調査結果は、感覚的には「あぁ、そうだろうなぁ」という思うものですが、これを実践的に検…

常識外れは褒め言葉

ジョン・スポールストラさんの「エスキモーが氷を買うとき」を読了。前作の「氷を売る」は未読。 スポーツマーケティングは訳者が解説で書かれているように日本ではまだまだこれからの分野ではありますが、アメリカでの著者の実践がとにかく面白い。第一人者…

血湧き、肉踊る

中華圏の大作家・金庸の「秘曲 笑傲江湖」の第1巻(岡崎由美監修、小島瑞紀訳)読了。なんというか、これどこのエロゲ?とは申しませんが、どこのラノベ?とは申し上げたくなります。いや、文章詰まっているしw、描写もしっかりしているのですが、いかんせん…

Yes!プリキュア5GoGo!第7話「レッツゴー!パルミエ王国!」

いや、多分皆さん同じ突っ込みを入れたと思います。「かめはめ波かよ!」と。そう、あのドーナツ国王のあれはどうみてもかめはめ波でした。本当にありがとうございました。−−まぁ、威力は光のみのようでしたが。で、ドーナツ国王から溢れた?宝石のようなもの…

♪追いかけ〜て

とくれば、「恋のフーガ」ですが、復刻版の「星の瞳のシルエット」(柊あおい)も3巻、高校生になってますます主人公達の想いが絡み合い、ほどけそうになくなってきます。久住クンから告白されても、真理子のことが頭をよぎり素直に受けられず、両想いなのに…

人の心の闇

筒井康隆さんの 七瀬三部作の第一作「家族八景」は、もう20年以上前に友人から借りて読みました。もちろん、七瀬三部作まとめて、ですが。で、その「家族八景」を一頃りぼん・ぶ〜けで活躍していた清原なつのさんが漫画化されました。 原作は何よりも第八景…

「なぜなら私は−−限りなく天然なのだから」

紫堂恭子さんの新刊「王子の優雅な生活(仮)」第1巻です。今回はソノラマからの発売。掲載誌は違えど「観用少女」と同じ眠れぬ夜の奇妙な話コミックス扱いです。 内容は狩りの最中、突然のクーデターによりその地位を追われた天然な王子とそれに巻き込まれ…

Yes!プリキュア5GoGo!第6話「ドーナツ国王目覚める!」

りんちゃんはがんばり屋さんです。学校ではフットサル部で大活躍、家に帰っても幼い弟妹の面倒を見て、おうちの花屋さんの手伝いもします。ちょっとだけお勉強もしたり、ときには伝説の戦士プリキュアになって悪い人たちと戦ったりもします。そして、アクセ…

夫婦コラボレーション

クォ・ヴァディスという言葉には思い入れがあって、というか、シェンケヴィチの同名小説にいたく感銘した(生涯ベスト5の一角を担っている)のですが。それと同名の漫画、しかも新谷かおる原作で佐伯かよのが作画というのなら買うしかあるまい、ということで…