牧神の午後の日記

オタク系の話題です

2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

長期的に企業を左右する

久保田政純さんの「設備投資計画の立て方」読了。投資計画の検討から評価に至るまで、豊富な例題を挙げつつ一通り解りやすく解説され、IT投資やリアルオプションの考え方にも簡単に触れています。新書でここまで触れているのは非常に立派。特に後半の新潮流…

BLASSREITER第4話「包囲網」

虚淵玄がシリーズ構成ってだけで、ならば見るしかないじゃないか!状態で、3Dのショボさ加減に辟易しつつも、仮面ライダー的な世界観(チーフライターも小林靖子さんですね)等、いかにもな虚淵節に充ち満ちていて、なんのかんのと毎回楽しみに見ております。…

Angel of Doom

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のDVDがamazonから届いたので早速視聴。といっても、全部を見直す気力はないので、「逃げちゃダメだ」を見たさにサキエル戦と、ヤシマ作戦のみを、特装版の特典ディスク、詳細な字幕入りのExpansion of EANGELION:1.01で見まし…

小学生は一生懸命

藤村真理さんの「少女少年学級団」の一巻を買ってきました。小学生主人公で少女漫画の名作といえば、小花美穂さんの「こどものおもちゃ」のように掲載誌も通常はりなちゃ(りぼん・なかよし・ちゃお)が中心になるのですが、今作は別冊マーガレットということ…

Yes!プリキュア5GoGo!第13話「悪夢のメルヘンワールド!」

登場のタイミングを計ったり、自分がカッコよく見えればOKなミルクくるみさんが素敵すぎます。かれんさんは「くるみ」と呼び捨てにしていましたが、既にその正体に気付いている、ということなのでしょうか?と気になるところですが、ナッツは確実に今回のラ…

嵐はこれから

雪乃紗衣さんの「彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく」読了。前作の「隣の百合は白」は番外編だったので「白虹は天をめざす」以来ですから9ヶ月ぶりくらいの本編でしょうか。 「白虹」ラストで予告されていた通り、今回は李絳攸がメイン(といっても、本人は騒…

梵 日本の翼 純米大吟醸

届いたのは1週間くらい前だったのですが、冷蔵庫に放置プレイをしてました。 で、呑んでびっくり。香りは今まで呑んだ中では最も薄いのですが、口に含んだ瞬間にその味の真っ直ぐさ(ちょっと堂表現すれば良いのか判らないのですが)に痺れました。変わった味…

詰め込みすぎ、というかなんというか

久住正一郎さんの「ITベースの事業撤退・投資マネジメント」読了。 まぁ、平成14年の本、ということもあるのですが、内容的には看板に偽りあり、というか、微妙というか、です。 看板の部分、「ITベース」とタイトルに謳っているのですが、これに関係するの…

パイオニア・アノマリーへの素敵な解答

待望の田中ロミオさん「人類は衰退しました」3巻読了です。まずカラーイラストに記載された注意に爆笑。 今までもシリアスな雰囲気を時々漂わせていましたが、今回、ダンジョンの探検(違います)なので、危険いっぱい。妖精さんの意味、人類が衰退した理由等…

きわめて実践的

山本真司さんの「40歳からの仕事術」読了。 入社した会社一筋で40代後半を迎えた主人公が今のままではだめだってことで、自己変革に乗り出すわけですが、50が見えてくると若いときのように無理がきくわけでもない。そこでかつての同僚から最初のアドバイスが…

Yes!プリキュア5GoGo!第12話「美々野くるみがやってきた!」

すいません、すいません、すいません。ミルクたん美々野くるみの「ヴェニスの商人」の言い間違いですが、放送コードにひっかかるような聞き間違いをしてしまいましたよorz。反省しきり。 それにしても、いい加減引っ張りすぎなミルキィローズさんの正体です…

諸君、諸君らの愛してくれたオタキングは死んだ

岡田斗志夫「オタクはすでに死んでいる」読了。 人によって好悪は別れると思います。私は悪の方。「おたく」文化の立ち上がりからこの業界を見ている筆者には近年の変質についおたく世代の変化ととらえているのは非常に判りやすいと想いますし、その分析は流…

前世とはやはり違ってきますが

冬木るりかさんの「アリーズII 蘇る星座宮」3巻が発売されていました。 前回の敵役ともいえるゼウスが今まで出てこないのは、ひょっとして今回は転生できていないのか?と思っていたのですが、ヘラが彼を探しているということで、やはり前作の主要人物は全…

諸君、わたしは証明が好きだ

サイモン・シン「フェルマーの最終定理」読了。 体は数で出来ている 血潮は式で心は硝子 幾たびの難問を越えて不敗 ただ一度の証明不能はなく ただ一度の反証もなし 彼の者は常に独り 数の丘でQEDに酔う ならば我が生涯に意味は不要ず この体は無限の証明で…

作者も読者も成長している

柊あおいさんの「星の瞳のシルエット」新装豪華版4巻です。例によって雑誌掲載の途中で切るのだけは何とかして欲しいのですが、今回カラーページが、オリジナル単行本当時からここは雑誌掲載時のカラーで収録して欲しかった、という連載屈指の名シーン(すす…

IT投資を成功に導くのは、継続的な仕事

大和田崇さんの「IT投資の評価手法」を読了。オーソドックスかつ基本からIT投資の評価方法についての概説です。前提としてのファンクションポイントを用いたイニシャルコストの評価、ランニングコストの把握から、妥当性の判断。さらにITポートフォリオに関…

Yes!プリキュア5GoGo!第11話「華麗に変身!ミルキィローズ!」

ミルキィローズ登場シリーズの中編という位置づけのようです。が、正直に申し上げましょう。「さらば、ブンビー」とエンドカードの増子美香に全て持ってかれましたね。前者にはホロリとさせられ、後者には大爆笑。「誰だっけ?」はないでしょう、一同。薄情…

今度は進歩のある物語にして欲しい

佐々木淳子さんの「ディープ・グリーン」1巻が発売されました。タイトルでピンと来た人は確実に30代後半以上でしょう。80年代後半の彼女の代表作「ダーク・グリーン」の続編です。「ダーク・グリーン」は正直、大変面白かったのですが、同時に「う〜ん、な…

物語の背後にいるモノ

紫堂恭子さんの「聖なる花嫁の反乱」第2巻読了。イイ男がさらに登場で3巻へのヒキもバッチリです。 作者も後書きで書いている通り、本作では「神」の存在が物語の背後にちらついています。おそらくは「グランローヴァ物語」では「精霊」と「人」の関係性が…

マリー・ローランサン展

生誕125周年記念なんだそうですが、長野県のマリー・ローランサン美術館からかなりの点数を引っ張ってきた特別展が天保山(大阪)のサントリーミュージアムで開催されているので、会社を休んで、午後から見に行きました。 正直、女性の美しさの印象は強いの…

解決志向

青木安輝さんの「解決志向の実践マネジメント」読了。ソリューションフォーカスの考え方については、以前「"問題行動の意味"にこだわるより"解決志向"で行こう」(森俊夫)を読みましたが、森さんの著作が教職者向けなのに対してこちらは完全にビジネスでの活…

Yes!プリキュア5GoGo!第10話「出た!青いバラの力!」

ブンビーさん、ローン、抱えていたんですねえ。やはり住宅か何かを購入しているのでしょうか?今回はそのブンビーさんの頭脳プレイが光る一話でした。人質を連れたままでプリキュアの前に現れるツメの甘さは相変わらずでしたが(笑)。 ミルキィローズは颯爽と…

とても苦い想い出

友人宅にDVDを持ち込んで新海誠監督の「秒速5センチメートル」を90inchプロジェクタで観賞。なんというか、第一話、第二話と切ないコイバナできていて、第三話はなんというか大人の苦い想いを見せつけられたような。いや、第三話はまるでPVのような曖昧な描…

オンリーワンばか?

「ビジネスバカを極めろ」(岡村勝弘+千代鶴直愛)を読了。 仕事上の岐路に立った30歳9人の選択を、ビジネススキットの形で描いています。自分たちが同様な場面で選択を迫られたとき、いろいろ考えて、自分にとってベスト、あるいはmore betterな選択肢を…

フェルメールがいっぱい

朽木ゆり子さんの「フェルメール全点踏破の旅」読了。 なんといってもフェルメールです。2ヶ月ほどで世界中を回りフェルメールを見尽くすという企画が非常に羨ましいです。 本書については、画集などに見られる単なる作者・作品解説だけではなく、収蔵され…

ゆりゆりん

遅ればせながら森永みるくさんの「GIRL FRIENDS」第1巻読了。 真面目一辺倒だった主人公と彼女と対極な少女二人のちょっとアブナイ友情の始まり。まぁ1巻ということもありますし、そもそも対象読者層もあちがっている藤村真理さんの「降っても晴れても」の…