牧神の午後の日記

オタク系の話題です

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ベンダー・マネジメントの極意 長尾清一

ベンダー・マネジメントと言っても、ユーザ企業が委託先のベンダーをどのようにコントロールするか?というあらゆる企業の情報システム部門ッ共通の悩みへの処方箋ではありません。それと同じ位悩みの多い、いわゆるプライムベンダーが下請けをどのように管…

とある魔術の禁書目録22

右方のフィアンマ、というか第三次大戦終結編。とはいえ、主人公があまりに人間離れしちゃって、感情移入できるポイントが少ないです。これはカマチーが後書きでも書いているように、彼が基本相手対する反論というかたちでしか自己主張しないからでしょうね…

インフレーション宇宙論 佐藤勝彦

宇宙開闢直後に宇宙が爆発的膨張をしたというインフレーション理論の提唱者による解説本。朝日カルチャーセンターでの一般人向けセミナーの内容が基になっているので非常に解りやすく、かつ面白く宇宙開闢直後の様子を描写してくれてます。 もちろん、インフ…

心の休ませ方 加藤諦三

タイトルに惹かれて購入したのですが、大失敗。結論から言うとこれは買ってはいけないレベルの本。 「鬱」に対して悪意でもあるのか?といいたくなる程の悪意と誤解に満ちた鬱になる原因分析は、正直途中で読むのがイヤになりました。曰く「憎しみが限界を超…

ルポ 生活保護 本田良一

v速なんかで時々携帯代が月2万円で全然お金が足りない、といったどう考えてもオカシイだろう?と突っ込みたくなる母子家庭の相談なんかをたたきまくっていることを見ることがあるけど、一方で「文化的な最低限度の生活」をおくる為の支援が十分なのか?とい…

タッピーノ

20代の頃は全くと言ってよいほど身体の凝りを感じなかったのが、30代後半から一機に肩凝り、腰痛に悩まされる毎日になり、今や月1〜2回は1時間ほどマッサージしてもらう日々。 そんな中半年くらい前に、NHKの朝のニュース「おはよう日本」の1コーナー「ま…

生徒会の三振 葵せきな

シリーズも三冊目。1作目からキャラは立っていたので、キャラクターコメディとして思いきり笑えるし、登場人物の過去話に所々ホロリとさせられたりもします。しかし、なによりも本巻で特筆すべきは、エピローグ。アニメでは設定自体最終話で冗談として語れて…

赤・黒 石田衣良

池袋ウェストゲートパーク外伝。外伝なので本編の主人公マコトには当然出番がなく、2箇所ほど会話で触れられる程度。一方外伝主人公の相方を務めるのがサルで、彼の気の良い一面が存分に描かれている。 ストーリーはクライムノベルばりに、バクチに嵌まった…

ゴールデンタイム1 春にしてブラックアウト 竹宮ゆゆこ

私はアニメ化された「とらドラ!」からの俄ですが、それでも基本的にファンタジー要素皆無だった前作に対して、今作ではいきなり主人公の亡霊?が出てきたのにはびっくり。しかも生まれてから亡霊になる原因の事故に遭うまでの記憶はその亡霊が持って行って…