中華圏の大作家・金庸の「秘曲 笑傲江湖」の第1巻(岡崎由美監修、小島瑞紀訳)読了。なんというか、これどこのエロゲ?とは申しませんが、どこのラノベ?とは申し上げたくなります。いや、文章詰まっているしw、描写もしっかりしているのですが、いかんせんキャラがもう、ねえ(笑)。武侠小説ってことで、剣にいきる漢たちとそれを彩る美女達の世界なのですが、熱血漢で、まだ修行中の主人公が自分より格上の相手に知恵を絞り生き抜く様は、まるで上条当麻。まぁ禁書目録の主人公と違って、令狐冲は自分の好きな人間を自覚しておりますが。
なんというか、続きを読むのが非常に楽しみ。
あぁ、大変お恥ずかしながら、東方不敗がこの本に由来するとは存じませんでした。読んでてその名前を見たときに、ちょっとびっくりしましたです。(Gガンは見ていなかったので)