牧神の午後の日記

オタク系の話題です

コードギアス反逆のルルーシュR2 TURN 15『C の 世界』

  1. シャルルVSルルーシュ。ルルの鏡ばらまきでギアスが反射衛星砲になったり、シャルルがV.V.の不死の定めを引き継いだり、とハッタリが効きまくってましたね。全般的に作画がメタメタな感じでしたのが残念ですが。
  2. V.V.にせよC.C.にせよ、ギアスを持った人間に伝える不老不死、それこそがコードギアスだったのですね。C.C.もそれを引き継ぎ、もともとギアスをマオやルルーシュに与えたのも、自らのコードを受け継がせ、死ぬことが彼女の願いだった、と。が、ラストまったく記憶を失った彼女の状態はどのようなものなのでしょうか?コードがなくなり、ただ人になってしまったようですが。それにしても「ざーんねんでした、あなた騙されちゃったの」というところはシスターの演技がよかったですね。
  3. 「ウソにまみれた子供が他人には真実を望むか」というルルーシュに対するシャルルの指摘は正鵠を射ていますね。しかも「これ以上奪われてたまるか!」と激情に駆られてもおそらくルルーシュはこの後全てを失うのでしょう。そして、そこからまた一つ一つ手に入れる、というのがこの話のテーマのような気がします。
  4. 過去も未来も人類はたった一人、というシャルルはどこかで聞いたことがあるなぁ、と思ったのですが、佐々木淳子さんの「ショートツイスト」ですね。(他にもSFとしてはありそうですが)
  5. ウザク君、我に返ってよかったよかった。ちょっと彼を舐めていたようです。機密情報局全員にギアスがかけられていることからルルーシュの正体にようやく確信を持ったわけですが、だからこそ彼はルルーシュを許さず、彼を追いつめるのでしょう。
  6. ナナリーは相手の手を握れば、嘘をついているかどうどうか判るってのは、ひょっとして彼女もギアスユーザなのでしょうか?「総督は私です」と声を震わせながら言うところは萌えますが、なんか、ギアス持ちと考えると背筋が冷たくなります。ナナリーから手を握られようとしたときにスザクが逃げるのが意味深です。
  7. そしてニーナによる核実験(?)の成功によりシュナイゼル殿下は別の意味で新たなる力を得ました。彼の言うダモクレスって、ダモクレスの剣と関係があるのでしょうか?ダモクレスの剣のような危うい均衡にある世界を変えることができる、ということ?