牧神の午後の日記

オタク系の話題です

電脳コイル 第5話「メタバグ争奪バスツアー」

 特に物語前半の鍵を握るハラケン登場です。ぼくのヤサコたんは渡しませんよ?(違)。
 ぼんやりとひょうひょうとした感じですが、はぐれかけたデンスケのフォローをしたりと、優しい部分はきっちりアピール。でもってサッチーを1分だけ手なずけることができるということ。サッチーはオバチャンのぺっとだから、ということで、オバチャンもワンカットだけ登場かな?といっても、ハラケンと関係があるようなかんじではなく、黒客を率いてバスツアーに出かけたイサコがオバチャンをやり過ごすシーンでしたが。また、フミエの弟アキラと、そのペットマトンのミゼットも登場。ミゼットの隠し機能はいろいろと使いでがあって、この後大活躍ですね。
 設定面ではメタバグが生成される仕組みがイサコから解説されました。はざま交差点やミチコさんの話もちょっとだけ触れられてます。
 全体的には種まき中なんですね。イサコを単純に追っかけてるだけで、ヤサコが彼女をどう思っているのか?逆にイサコは?というのも、今回の時点では描写が乏しくて判断できず、というところ、です。ダイチにちょっかいをかけられて怒るフミエを見て彼女を鈍感と言ったヤサコですが、小説版ではこうした上から目線をイサコが思い切り反発するんですよね。フミエはそういうのを気にするタイプじゃないので、スルーされていますが、ヤサコの性格描写としては良かったかもしれません。