牧神の午後の日記

オタク系の話題です

雪豹update

 28日発売、ということを知って速効でamazonでファミリーパックを予約。土曜日のPMに届きました。少し遅くなりましたがようやく一息ついたので、アップデート(での苦労)と若干のアプリ非互換についてレポート。
 2chでお祭りになったメディア不良には遭遇しなかったようで、MacBookはちょっと時間はかかりましたが、順調にアップデート完了しました。何度かボタンを押してあとは待つだけという単純さ。
 問題はiMac。以前から調子が悪く、Time Machineからの復旧も度々だったので、先週Apple Hardware Testを実行してみると「SATAのエラー(4HDD/11/40000004:SATA(0,0)) 」が検出されたので、Firewire400の外付けHDDにTime Machineから環境を移設して、内蔵HDDは封印していたのですが、これが裏目に出ました。該当の外付けHDDはAppleパーティションマップで最初にフォーマットしていたのですが、Time Machineで復旧するのには何の問題もなかったのに、雪豹に上書きアップデートしようとすると「Mac OS X はこのボリュームにインストールできません」のエラーを喰らってしまいました。元々Intel MacはGUIDパーティションでの起動しかサポートしてなかったっけと思い出したのはよいのですが、それならなんで今まで起動できていたのだろう?という疑問が湧き上がります。まぁ、その疑問はおいといて、Snow Leopardにどうやってupdateするか考えどころ。
 まずはTime Machineで直近のバックアップがとれていることを確認。最悪ここから戻せば良いやと開き直って、外付けHDDをGUIDパーティデョンマップでフォーマットし直しすることにしました。ディスクユーティリティを起動。無茶苦茶怖いのだけど、外付けHDDのパーティションをGUIDで切り直して初期化→あれ?アイコンがフォルダアイコンになってディスクアイコンにならない。でもって、インストールDVDから起動してTime Machineからの復元を試みると、肝心のハードディスクが復元先にリストアップされないorz
 結局、危険を承知でTime Machineから内蔵HDDに復元して、Leopardを起動。Mailやらの認識をさせて、Snow Leopardのインストールディスクを挿入してupdate。前準備にやたらと苦労したけど、Rosettaもカスタマイズインストールに組み込んでなんのかんのでupdate成功。起動しても外見はLeopardと殆ど違いがないのだけど、Activity Monitorを見ると、種類の列に64bitアプリはintel(64ビット)と記されています。で、確認すると事前のウワサ通りkernel_taskが32bit。その他主立ったところではiTunesも32bitですね。問題は、safari。64bitで動いているのですが、これも話題になっている通り、超定番ツールといえるSafaristandがSIMBLプラグインのサポートがなくなった為に組み込めない。ダウンロードフォルダの日付管理やら、終了時のタグの復元など結構依存していたので参った状態。32bitで開けば認識することは判っているのですが、悩ましいところです。また、システム環境設定パネルは通常は64bitで動作する為、旧来の32bit系のパネルを利用するときは32ビットモードで立上げ直しになるようです。これはちょっと不便。Fan Controlや、Logicool Control Center等比較的よく立上げるものが早く64bit化されることを望みたいところです。
 常用アプリケーションでSnow Leopardで不都合が発生したのは、下記。
1.CrossOver Mac6.1
 起動しないので、最近発売された8.0stdにアップグレード(有料)
2.ClamXav1.11
 同じく起動せず。Clamxav Sentryはログイン時に起動するが、一度落ちるとClamXavが起動できないので、再起動できない。
 2.01のpublic betaが出ていたので、早速アップデート。インターフェースも刷新されていますし、基本、設定は一からやりなおしです。
3.Quicksilver
 作者からはSnow Leopardではb56a7以上のバージョンを利用するようアナウンスされていました。また、一部のプラグインが動かないというコメントがあります。
4.1password
 safariで使えなくなるのは非常にツライってことで、ver.3での対応のようで、現在beta test中のもよう
 一刻も早いリリースを望んでいます。ちなみにver.3で利用可能なライセンスへのupgradeは既に可能です(有料)

 その他試した範囲ではBathyscaphe、Delicious Library2、Scansnap Manager、Vuescan、Calendar Memo、ReserveDV, recDV等、よくお世話になるアプリケーションでは問題ありませんでした。VMWare&Windowsも試したいのですが、現在Time Machineバックアップで非常に時間がかかっているので、まずはそれを無事に終わらせること優先で(笑)。

【追記】
 iTunesのジャンルについて、例によって日本語化されています。今までTune-up iTunes 8.0.2を理容し、設定を変更していたのですが、使えなくなってしまいましたorz。ということで、iTunesのパッケージを開き、Contents→Resources→Japanese.lprojのLocalizable.stringsの該当部分を首藤でコメントアウトする必要がありました。
【追記2】
 Scansnapで利用する一連のアプリケーションのうち、スキャン後フォルダに保存するためのScan to folderが異常終了していしまいますね。まぁ、じっしつ指定したフォルダにファイルは補完されているので、実害はないっちゃないんですけど。その他にもいくつか問題があるようです。使用頻度が非常に高いだけに早期解決して欲しいものです。


amazon: Mac OS X 10.6 Snow Leopard
amazon: Mac OS X 10.6 Snow Leopard ファミリーパック