PWCのIFRS本。会計実務より黒船IFRS襲来。ビジネスが変わる、グローバルスタンダード、競争環境が変わる、これを機会に今こそ経営の見直しを！と煽って、最後にその際は是非ともPwCにご用命をと少しだけ書いているところなんて、言葉を悪く言えばどこかの高額な壺を売りつける団体とどう違うの？という感じがします(笑)。実際のところIFRS(国際会計基準)により会計実務は変わるでしょうし、セグメントカイジに合わせる形でグループ会社含めて管理会計ルールごと統一するというのは十分合理的だと思います。ただ、それが本当にmustかというと、この御時世、結局JSOXの時と同様に弥縫策で何とかしてしまう企業が多いようにも思います。
−−といいつつ、その影響がどこまであるのかは、これからの課題で、ようやく実務系の本も揃ってきた段階ですが。
