牧神の午後の日記

オタク系の話題です

風呂敷が広がる

 新谷かおるさん原作に佐伯かよのさんが絵をつけた夫婦共作「Quo Vadis」の3巻読了です。
 吸血鬼を狩るバチカン、恋人が吸血鬼とされ、いわば巻き込まれた主人公(?)エド・ハンター、さらにバチカンの追うオーディーンや教授という主要登場人物に、バチカンの組織、さらには2000年の時を超え、イエスやマリアまで生きていて、登場人物達との関わりまで明らかにされる、ということで、風呂敷を広げるだけ広げている巻があります。エド・ハンターの特殊な(?)体質とそれによるバチカンへの参画、バチカンの作戦参謀アテナ等、続きが気になるところで次巻に続くのが残念。

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