牧神の午後の日記

オタク系の話題です

相変わらず

 桑田乃梨子さんの新刊「楽園番外地」の1巻が新書館から出ていましたので購入。いやデビューして25年くらいは経つはずなんですが、なんというか相変わらずの下手な味わいのある絵柄です。しかも捻りの利いた登場人物設定も相変わらずで、ある意味これはマンネリの個性といってもよいのではないかと。(いや、マンネリとかくとちょっと語弊がありますが)
 今回は無表情というか仏頂面の領域に達した、空手の達者な主人公(♀)が、小動物系の先輩(♂)に憧れる話。先輩の親友で生徒会長、でもいじられキャラで主人公に好意を抱くナイスガイや、その生徒会長に片想いな幼なじみなど、登場人物配置もいつもの桑田ブランド。出来の良いキャラクターコメディに読んでいて思わずニヤニヤとしてしまいます。
 次巻が非常に楽しみなのですが、連載誌が季刊で1巻でるまで足掛け3年。本当に2巻出ますよね?

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