牧神の午後の日記

オタク系の話題です

求めても手に入らない

 世間では本日発売のiPhoneで話題が持ち切りで、私も会う人会う人から「買わないんですか?」とか「表参道に並んでいると思ったのに」とあらぬ嫌疑をかけられる始末。違います。iPhoneよりもっともっと欲しいモノ、それは本日発売の「こどものじかん」第5巻DVD付き初回限定版なのです。iPhoneなんか目じゃないのです。しかし、予約してなく、やはり入手できずorz、通常版を購入という屈辱。
 本編、レイジの抑えきれない想いが暴走し、一方りんはそれを知りつつ、彼の想いはあくまで秋さんへのものと自分を納得させようとするのが健気すぎて泣けてきます。青木は青木でりんへの想いを父性からくるものと理由付けしていますが、ある意味りんの心のよりどころが青木にあるのだとしたら、その想いはあまりに残酷で、逆に青木の気持ちを知ったりんがどうなるのか?を考えると戦慄すら覚えます。救いは青木の真っ直ぐさで、りんの父親の登場で取り乱しエゴを剥き出しにするレイジに対してあくまでりんの心を尊重しようとするところはカッコよかったと素直に思います。そして、そんな彼の真っ直ぐさが周りの人間にも影響を与え、特に白井先生が彼のために親に電話をかけるラストは、この後の展開が明るいものであって欲しい、と切に思わせるものです。
 表紙を外すと今回のネタは定番でしたが、うーん、ちょっと気持ち悪かったです。でもって帯でアニメ第2期はOVAと告知です。楽しみに待ちます。

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