牧神の午後の日記

オタク系の話題です

現代美術の定着

 なんて書くと難しいですが、金沢21世紀美術館に行きました。時間の関係で見られたのは日比野克彦氏の進めている「ホーム&アウェー方式」を中心とした企画展のみですが。
 正直、現代アートってのは作成意図、狙いなどを聴かないと意味が判らないものが多く、ただ見て楽しむだけ、というのには少し敷居が高いもので、今回も例外ではなかったです。ただ、3が日明けということもあってか人もそれなりに入っていてしかもジモティが多そうだったのには、流石に地域美術館の成功例として名高いところだけあるなぁ、と思いました。
 展示内容も日比野氏作品含めて、森村泰昌氏のサイコロアート(?)5つの水の塔、木村太陽氏の牛乳パック、紙粘土人形などのアイデアなど、面白いものでした。あ、スイミング・プールという作品もありますが、これは晴れた日の方が楽しめます。

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