東京出張の往復でサウンドドラマ「Fate/Zero Vol.1第４次聖杯戦争秘話」を聞きました。告知とキャストを見てから、キャストの芸達者ぶりに非常に楽しみにしていたのですが、その期待は全く裏切られませんでした。
アイリスフィールの大原さん、征服王イスカンダルの大塚明夫さん、それに雨生竜之介の石田さんなんてのは、まさに想像通りですが、予想以上によかったのが、キャスターの鶴岡聡さん。小説を読んでいたときは大塚芳忠さんの気狂いヴォイスだったのですが、鶴岡さんの抑えた感じの演技も石田さんのノリノリ演技との掛け合いでなかなか良かったです。掛け合いでは、また大塚さんと浪川さんの凸凹コンビも笑いまくり。ラストの主従の誓いでこの二人がどのような演技を見せてくれるのか、今から楽しみで仕方ありません。そして小山さんの落ち着いた演技が、最後がどうしても悲劇にならざるを得ないこの物語に大変似つかわしいものです。
一方で残念だったのは、ゴルディアスホィールやサーバント同士の魔術戦を音だけで再現するのはやっぱり難しいのかな、ということ。小説を読んでいたのですんなり入れるのですが、小説未読の場合、ちょっと情景描写が浮かばないかも、と思いました。
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