牧神の午後の日記

オタク系の話題です

待て!次号

 全国250万乙女の聖書、柊あおいさんの「星の瞳のシルエット」が新装豪華版としてフェアベルより復刊されました。B6版で連載時のカラーページも一部ですが再現されているのがポイント高いです。本屋さんで懐かしい表紙が平積みされているのを見た瞬間に手に取ってレジに直行でした。
 連載開始は20年以上前で、私事ですがこの作品を追いかけるために大学生になっても「りぼん」を買い続ける羽目になったのでした。
 20年以上前の作品といっても、今読んでも古びていないなぁ、と思うところも多いです。基本前向きで善人な登場人物達が、恋と友情に大忙しってのは多分普遍テーマなんでしょう。「沢渡香澄!強い子、よい子、元気な子!!」とかツボにはまった台詞も多いですし。
 幼い頃の男の子との思い出と、星のかけら、親友と同じ人を好きになってしまうけど、好きになった人は幼い頃の思い出の男の子で…と最近の漫画ならグダグダになりかねない素材ですが、安心して読めるのもこの作品の魅力です。星のかけらや太田裕美さんの「星がたり」といった小物も効いていて、ある意味少女漫画の王道、お手本です。
 2巻は2月14日発売予定。当然購入です。

amazon: 星の瞳のシルエット 1 (1) (フェアベルコミックス CLASSICO)(\680)