牧神の午後の日記

オタク系の話題です

ですてぃにー最終回

 まぁ当然いろんな見方があるわけですが、最終回だけみるなら、シン主人公なら赤点。キラ主人公なら、ひいき目に見て可で合格、というところでしょうか?良かったのは、
1.ちゃんとキラに自分の考えを言わせていたこと
 レイへの「命は一つだ」、議長への「覚悟はできている」などなど、前作の最終回では言われ放題で有効な反論がなにもできていなかったことからすると格段の進化、ではないでしょうか?おめでとう。ちゃんとラストのキャスト順序もキラ⇒アスラン⇒シンだったからね、真の主人公の面目躍如だ(w)

2.でレイに救いを与えていたこと
 「お母さん(泣)」につきるかと。議長を撃ったのがレイ(キラが手を汚さなかった)ってので、キラの覚悟が見えづらくなったのはマイナスですが、議長への依存から卒業するという最後の彼の成長を描くためにはやむを得なかったかなぁ、と。

例によってダメダメなのは
1.でもキラの考えって、結局テロもアリってこと?
 「覚悟はできている」は良いけど、あいかわらず具体論はしゃべれないのね、コイツは。h最強のMSと最強の仲間がいる状況では、力による抑止もバンバンやっちゃいます、なのか?

2.タリア艦長の行動原理が判らんかったこと
 子供が大事、ってのは判った。でもそれなら何で子供の未来を限定する(方向に流れやすい)議長に付くの?先週の逡巡の際に「我々はアークエンジェルに付く」とやってくれた方が彼女の考えとして分かりやすいと思うのだけど。。。それか、「それでも軍人だから」あるいは「議長を愛しているから」アークエンジェルを討つ、なら判るんですよ。でも、あの回想シーンだと大切なのは子供、っていうメッセージしか伝わってこない。彼女の母性は、「ふゆか」よりもよっぽどホンモノと思いましたよ。それゆえ、少なくとも前回のタリアの回想シーンはシーン選択失敗だと思う。特に最終回でラミアスに子供のことを伝えていただけにねえ。。。

あと、どーでもいーけど、結局アスランはどっちを選んだのか?とかディアッカとミリィはどーなんの?とかね。